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自然に出来るはずのあい染めを目指して
REALL製作所

2018.02.15 自然に出来るはずのあい染めを目指して

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なぜ今REALLがあい染めをするのか

江戸時代から伝わる古の微生物染めである、あい染め。 循環的な生活を送っていたとされる江戸の時代からずっと愛されて来た循環可能な染色方法です。 あい染めは、 繊維を強くし、 冬は暖かく夏は涼しくする効果があります。   さらに、”服用”の語源が、着ているものから薬効を吸収することからその名がついたという説をご存知でしたか? 藍染めされた肌着は、ウイルスの侵入や、肌の疾患、炎症、風邪の予防や免疫力を高める働きをしてくれるそうです。   人類は、強い藍の菌を長い歴史の中で理解し、染めて来たという伝統が有ります。 生活から出た生ゴミ、人や家畜の糞尿から堆肥を作り、その堆肥で土を耕し豊かにし、藍の青が出る植物を畑で育て、収穫し、すくも(乾燥葉を発酵させたもの)を仕込み、冬場暖をとった灰でアルカリを作り、 小麦や米の柄を餌に藍を建て、 各家庭、個人レベルで染めをしていたのではないでしょうか。   だとすれば、現代では殆ど見かけなくなったあい染め敢えて今するのは、 “循環”、”農”、”歴史”から日々インスピレーションを得ている私としては、必然的な挑戦ではないでしょうか。 とりあえず自分の手でやってみることが大事なんです。

挑戦スタート

薪ストーブで灰汁と、灰汁で溶いた米ぬかを煮る。

 

ぐらぐら煮ると、シュワ~としてくる。これがアルカリ性に強く傾ける苛性ソーダの代わりかな?

 

60~80度くらいの熱い灰汁ですくもを捏ねる。

灰汁を全体に行き渡らせる。気持ちは空気になるべく触れさせないように。藍の菌は水に溶けないので、灰汁を使って強いアルカリ性にすると溶けるらしい。温めて菌を活動させ、すくもの中の菌にタンパク質や糖、でんぷん質等を与えます。 ※すくものなかに残る茎等が多少のタンパク源になりそうなので、実際与える必要があるのか分かりません 

 ※藍の菌は無酸素状態の液の中に生地を入れ、菌を絡めとり、酸素に触れさせる事で 酸化して黄色から青に変色するそうです。  

煮た米ぬかと木灰を入れ、またこねる。

※普通はふすまですが、家で小麦を育てていないため、実家で採れた米のぬかを使用。 

後日貝灰も足しました。

残りの灰汁を沸かし、ゆっくりと注ぎ入れて宿毛全体が崩れるまで撹拌し、毛布にくるんで保温。

本日は薪ストーブ横で温めながら。 29度くらい〜藍の菌がタンパク質等を食べて発酵し、アルカリ性の強い灰汁に溶け出す。一週間程で染められる様になるはず、、、 果たして結果はいかに。 冬で温度管理が難しい為、次は電気毛布を入れようと思います。     REALL研究所では自家製の藍で藍染め作品が作れる様に、日々実践研究しています。 現状ワークショップ等はやっていません。ご了承下さい。 ※このやり方は独自の研究の為書き残しています。藍建ての方法を伝える為のものではありません。ご了承下さい。

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